2016年6月30日木曜日

尖閣の領空が危なくなってきているらしいが

東シナ海上空で中国軍の戦闘機が空自戦闘機に対し攻撃動作を仕掛け、空自機が自己防御装置を使用して離脱したとのだという。
領空侵犯に対するスクランブルで発進した自衛隊機に対してのものだといい、中国機の動きは少なくとも16日以降続いているらしいが、報道しない自由なのかどうか知らないが、メディアに対して不信感を抱かざるを得ない。
まかり間違えば偶発的ともいえない戦闘行為が起こり得る。

こんなときこそ、メディアは世界に向けて、このような危険行為の異常性を発信し、危険な挑発は重大な結果を招きかねないという世界の世論を高めることで、抑止を図るべきではないのか?

日本国民も、差し迫っている危険の認識をすべきだと思う。

中国軍艦が9日に沖縄県・尖閣諸島の接続水域に入ったり、15日に鹿児島県の口永良部島の領海に侵入したりしたことも、もっと大きく取り上げて、国民の注意を喚起すべきなのではないのか?

空自スクランブル(緊急発進)機に対し攻撃動作を仕掛けてきたのに対し、空自機は、いったんは防御機動でこれを回避したが、このままではドッグファイト(格闘戦)に巻き込まれ、不測の状態が生起しかねないと判断し、自己防御装置を使用しながら中国軍機によるミサイル攻撃を回避しつつ戦域から離脱したというから、日本が冷静であったからこれで済んだということになる。

譲ればそこに付け込んでくるというのが国際常識であることを考えると、放置していてよい事案とは思えない。
9条があれば大丈夫というわけにはいかない。

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