2019年6月12日水曜日

四面楚歌どころではなくなっている?


こうあるべきである、という理想を掲げるのは悪いことではない。
しかし、それが「こうあるべきであった」、という感情が優先して、「こうであった筈だ」と歴史を歪曲してまで思い込もうとしていることが、どうしても彼らが自らを冷静に判断できない原因なのではないのかと思える。
その「こうあるべき」というのの根拠と言うのが実態を伴っていないから、説得力皆無の妄言となってしまっているのである。
こうあるべきだという理想を実現するための行動をとることは、ついにできなかった。
小理屈を捏ね繰り回していただけでは、当然の結果であろう。

頼りにしている主張は、自分たちの方が中国に近い。中華に近いから小華であって文化的に日本の上位に位置するということだけ。
日本は確かに中国に学んだ時期があったが、中国を遥かに凌ぐ文化と技術を独自に構築した。
韓国は日本にものを教えたと僭上するが、一体何を教えたと思っているのだろう?
日本が韓国の後塵を拝したことは、極論すれば一つもない。

命がけで戦うことをしなかったから、独立国として独自性を誇ることができないで500年の余、中国の属国であった。
その軛から解き放ったのは日本である。にもかかわらず、それを保持することができず、併合のやむなきに至ったのであり、それは植民地支配とは程遠いものであった。
歴史にifはないと言うけれど、それが無かったら今も中国かロシアの一部となっていただろうというのは、世界の共通認識なのではないのか?
自国の実力で近代化はできたと言い張るが、教育程度・技術力・国力のどれ一つとってみても、実際問題としてそれは不可能だったのではないのか?

戦後に国を纏めるために反日政策をとったことは仕方ないとしても、歴史を歪曲してまで国民を長きにわたって洗脳してきたツケが、そろそろ限度を迎えたということのように見える。
恩義を恩義として感謝できず、恨み言ばかり言っていて発展できるわけがない。どこかで必ず行き詰る。
世話になった日本や米国を敵視しすぎて、この両国が手を引き始めたら、もはや衰退の道を辿るしかあるまい。約束も守れない国を相手にしてくれる国はない。

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