2019年6月1日土曜日

観光地で


写真を整理していたら、昔ゲトライデガッセを歩いていた時の写真が出てきて、思わず笑ってしまった。
この通りの蝋燭屋さんの少し先に、大きなアンモナイトの化石が壁に浮き出しているところがある。
それを見ていると、自転車に乗った若者二人に「ニーハオ」と、少し小馬鹿にしたような声をかけられた。
こちらも「こんにちは」と返事をしたところ、その二人は慌てて自転車を飛び降り、いやに親し気に話しかけてきた。
日本語を知っているというのである。
どんな日本語を知っているのかと聞くと「こんにちは」と「さようなら」だと答えた。
おいおい、こっちだってGrüß GottとかAufWiedersehen.くらいなら知っているが、それ位でドイツゴを知っているとは言わないぜ。
でも、こちらが日本人だと判って嬉しそうにしている彼らに悪い気はしなかった。

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