2019年6月4日火曜日

どうにもならない


日本側が折角、無条件で北朝鮮と会談しようと提案したのに、
北朝鮮の朝鮮アジア太平洋平和委員会の報道官は2日、北朝鮮に核・ミサイル開発放棄を求めた河野太郎外相の最近の発言を非難した上で、前提条件なしに金正恩朝鮮労働党委員長との会談を目指すとする安倍晋三首相の方針を巡り「厚かましい」と突き放した。朝鮮中央通信に明らかにしたという。

厚かましいのはどっちだと言いたい。
今までに北朝鮮は何回嘘を言って援助だけを手にしたというのか。
拉致被害者の救助を考えなくて済むのなら、もっと徹底的な制裁をしても不思議はない。

小泉首相のとき金正日との会談があり、その時に彼は国として拉致をしたと明言したのである。
日本側も腰抜けだったが、国としての犯罪だというなら、謝罪と賠償つきで即刻被害者の即時帰還を求めるべきであった。
日本国憲法の下でそれはできなかったとはいえ、普通なら軍を派遣して奪還するのが通常となる案件であった。
日本ではマスコミも野党も、情けないことに与党も、それを口にしなかった。
要するに国民すべてが拉致被害者を見捨てたのに等しい。そんなのが平和国家だと言えるのか?
普通のことができない国は、何時まで経っても甘く見られる。
この期に及んで北朝鮮が厚かましいとは、どの口が言うのか。日本は何もできないと見くびっているからであって、その間に北朝鮮の国民は食糧不足を含め、さらなる塗炭の苦しみを味わうのである。

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