いろは48文字を表すので有名なのは二つある。
1.色は匂ほへど散りぬるを 我が世たれぞ常ならむ 有為の奥山けふ越えて
浅き夢見じ酔ひもせず
2.鳥鳴く声す夢覚ませ 見よ明け渡る東(ひんがしを 空色映えて沖つ辺に
帆舟群れ居ぬ 靄のうち
48文字には暗号化された意味が込められているとして、研究している人が居るのだとか。
これだけかと思っていたが、他にもあるらしい。
享保5年、江戸の書家であった細井広沢(こうたく)が「君臣歌」を著した。そこにあるのは、
きみ(君)まくら(臣) おやこ(親子)いもせ(妹背)に えと(兄弟)む(群)れぬ
ゐ(井)ほ(掘)りた(田)う(植)へて すゑ(末)しげ(繁)る あめつち(天地)
さか(栄)ゆ よ(世)をわ(侘)びそ ふね(船)のろなわ(艪縄)
というのがあるという。
他にも下記のようなものがあると、ネット上にありました。
「あめつち」と「たゐに」
実は、この「君臣歌」の「きみまくら」47文字には、これまでまだ誰も直接問題にしていない、とんでもない秘密が隠されていたのです。
その秘密を理解するためには、「大為爾の歌」を仮名で表した「たゐに」47文字と「天地の詞」を仮名で表した「あめつち」48文字を知っていなければなりません。
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大為爾の歌
田居に出で
菜摘む我をぞ
君召すと
漁り追ひ行く
山城の
打酔へる子ら
藻は干せよ
え舟繋けぬ
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「たゐに」47文字
たゐにいて
なつむわれをそ
きみめすと
あさりおひゆく
やましろの
うちゑへるこら
もはほせよ
えふねかけぬ
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天地の詞
天地 星空
山川 峰谷
雲霧 室苔
人犬 上末
硫黄 猿
生ふせよ
榎の枝を
慣れ居て
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「あめつち」48文字
あめ つち ほし そら
やま かは みね たに
くも きり むろ こけ
ひと いぬ うへ すゑ
ゆわ さる
おふ せよ
えの えを
なれ ゐて
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