2019年9月20日金曜日

いろは歌の数々


いろは48文字を表すので有名なのは二つある。
1.色は匂ほへど散りぬるを 我が世たれぞ常ならむ 有為の奥山けふ越えて
浅き夢見じ酔ひもせず
2.鳥鳴く声す夢覚ませ  見よ明け渡る東(ひんがしを 空色映えて沖つ辺に  帆舟群れ居ぬ 靄のうち
48文字には暗号化された意味が込められているとして、研究している人が居るのだとか。

これだけかと思っていたが、他にもあるらしい。
享保5年、江戸の書家であった細井広沢(こうたく)が「君臣歌」を著した。そこにあるのは、
きみ(君)まくら(臣) おやこ(親子)いもせ(妹背)に えと(兄弟)む(群)れぬ
ゐ(井)ほ(掘)りた(田)う(植)へて すゑ(末)しげ(繁)る あめつち(天地)
さか(栄)ゆ よ(世)をわ(侘)びそ ふね(船)のろなわ(艪縄)
というのがあるという。

他にも下記のようなものがあると、ネット上にありました。

「あめつち」と「たゐに」
実は、この「君臣歌」の「きみまくら」47文字には、これまでまだ誰も直接問題にしていない、とんでもない秘密が隠されていたのです。
その秘密を理解するためには、「大為爾の歌」を仮名で表した「たゐに」47文字と「天地の詞」を仮名で表した「あめつち」48文字を知っていなければなりません。

大為爾の歌
田居に出で
菜摘む我をぞ
君召すと
漁り追ひ行く
山城の
打酔へる子ら
藻は干せよ
え舟繋けぬ
「たゐに」47文字
たゐにいて
なつむわれをそ
きみめすと
あさりおひゆく
やましろの
うちゑへるこら
もはほせよ
えふねかけぬ
天地の詞
天地 星空
山川 峰谷
雲霧 室苔
人犬 上末
硫黄 猿 
生ふせよ
榎の枝を 
慣れ居て
「あめつち」48文字
あめ つち  ほし そら
やま かは  みね たに
くも  きり   むろ こけ
ひと いぬ  うへ すゑ
ゆわ さる  
おふ せよ
えの えを  
なれ ゐて

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