2019年9月26日木曜日

歴史事実は信じたくない?


韓国が被害者意識丸出しで、ことごとくに反日敵視意識を持ち続けていることに、歴史について少しでも学んだことのある日本人の多くは、違和感を覚える。
感謝してくれなくても良いが、仲良く共存することをかれらが拒否するほど酷いことをしたとはとても思えないからである。
未だに、見当違いにも日本が再び侵略してくるだとか、日本は韓国を植民地支配することで、資産を簒奪して韓国民を酷い目に合わせたのだとか本気で信じているらしいのが、何ともかみ合わないもどかしさを感じさせるからである。
彼らは、一体どんな教育を受けているのだろうか?
韓国が教科書などで「歴史」として教えているのは、「帝国主義日本に対して、われわれは独立運動を戦い、日本の圧政を打ち破って建国を達成した」という「建国イデオロギー」だという。
つまり、今日の韓国人の祖父やその上の世代が、国を守るために日本と独立戦争を戦い、勝利した、というストーリーに基ずく歴史教育であるから、事実とは乖離したものになる。当然ながら、それには捏造が伴う。
「日本は一度も韓国と戦争したことがないのだから、韓国に戦争で負けたということもまたない。
歴史事実としての韓国は1948年になって成立している。日本を打ち破って建国したというなら1945年のはずなのである。
日本の敗戦後、韓国と北朝鮮はそれぞれ3年もの間、アメリカとソ連に委任統治されることになったのであり、そのあいだに、アメリカとソ連の指導のもとに国を作る体制を整えて1948年に建国したのが建国の歴史である。
連合国、特に米・英・ソが、日本が戦後再び大陸進出する可能性を考え、その足掛かりを奪うという理由で、朝鮮半島を日本から切り離すことをカイロ会談で決めたことが影響している。
しかし、朝鮮半島を空白地帯にしておくわけにはいかないので、戦後米ソ冷戦体制のもとで自由主義と共産主義の二つの国を建国させることになったのである。
にもかかわらず、アメリカの意向をうけて棚ぼた式に韓国大統領になった李承晩は、自分がかつて携わって、実らなかった抵抗運動を賛美し、しかもそれが建国に結びついたと偽り『建国イデオロギー』を作りだすしかなかった。自分の大統領としての正統性を訴えるためのフィクションということに外ならない。
このように事実を踏まえて見て行けば、独立戦争で勝利した、といったストーリーに無理があることは明白だろう。
ではなぜ、この「建国イデオロギー」を韓国はいつまでも踏襲し続けるのか。
それも、歴史的事実を踏まえた『反日』ではなく、彼らの『建国イデオロギー』を正当化するための都合による『反日』なのである。
日本統治時代の方が良かったと言われることを恐れるのあまり、捏造歴史を長期にわたって徹底しすぎてしまい、今更引っ込みがつかないから、押し通すしかないということなのか?
嘘はいずればれる。
嘘を教えられて恨みだけを募らせ、償いを求めることだけに意識を向ける民族と、日本のように感謝することでいずれは恩返ししようとして地道に励む民族に、幸福的な発展の差ができることは説明するまでもない。

李王朝の時代のことはどうでもよいとしても、日韓併合時以後のことは、正しい歴史認識を彼らができるように働きかける必要があるのではないだろうか?無知ならまだしも、誤りを信じ込むことが幸せには結びつかないのは言うまでもなかろう。
時代背景としては、中国は韓国を属国のままにとどめて占領支配するまでの魅力はないとしていたし、ロシアは海に出るルートとして朝鮮半島を得ようとしていただけである。
朝鮮には、植民地支配しようとするほどのものは皆無であったから、列強諸国もこの地に魅力は感じていなかった。
伊藤博文は、韓国に地力をつけさせた後に独立させようとしていたらしいが、最大の理解者の彼を暗殺してしまったほど愚かな国であったことは確かであろう。
いずれにしろ、日本が統治したことにより近代化の基礎ができたのは、紛れもない事実である。

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