2019年11月29日金曜日

万歳をする場になったら


祝い事などのときそれを祝って万歳三唱というのをする。
両手を高々と差し上げるのであるが、紛らわしいものに降参というのがある。
手の平を内側に向けるのが万歳で、手の平を前に向けるのが降参だというが、どうも決まったものではないらしい。

万歳は元々中国で使われていた言葉であり、「千秋万歳」の後半を取ったものだとされる。
万歳とは一万年のことで、皇帝の長寿を示す言葉であるとされることから、皇帝以外には使えなかったらしい。
それに対し、千歳(せんざい)は諸侯の長寿を臣下が願うときに使われる言葉であった。

韓国の宮廷ドラマを見ていると、宮廷で臣下が「マンセイ」と唱える場面が出てくるが、マンセイとは万歳のこと。
ホントかウソか知らないが、韓国で万歳をすると宗主国の中国から怒られてしまうので、千歳しか唱えられなかったのだというが・・・

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