2019年12月13日金曜日

無関心でいて良い筈がない


まだ竹島が何処にあるのかさえ日本人の多くが知らなかった昔、会社帰りに上野で一杯飲んでいたときのこと。
何の話題からそこに移ったのか覚えていないが竹島についての話になった。
すると、席の接客担当であった女性の態度が一変し、それまでの行き届いた物腰をかなぐり捨て、半狂乱になって「竹島は韓国の領土だ」と食って掛かってきた。
外見では見分けがつかなかったが、あちらの国のご出身だった。
「竹島は歴史的にも国際法的にも日本の固有の領土だが、貴女はどこで韓国領だと習ったの?」と聞いたところ、小学校の時に学校で教わったとのことであった。

韓国では小学校のときに「日本人の小学生に会ったら、竹島は韓国の領土だと教えてあげましょうね。」と習うのだという。
これまで近隣諸国条項とやらで、竹島が日本領であるということを、日本の学校では教えてこなかった。
最近になってようやく何行か教科書で触れるようになったらしいが、韓国では小学校から数ページにわたって竹島問題が記述された教科書を使って捏造歴史を刷り込んでいるというから、この議論になったら、日本の子供では勝負にならない。
軽く見ていてよい問題ではない。

どういうわけか左がかった人たちは、島一つのことで揉めるくらいなら挙げてしまえばいいではないかという。彼らの普段は、権利主張の塊のような言動で終始しているのに、こと共産主義国や韓国の利益に結びつきそうなものになると、途端に日本が譲歩すべきだとして世論を誘導しようとする。
穏やかな日本人は彼らの意見に引きずられることが多いが、竹島の次は対馬、尖閣の次は沖縄に触手を伸ばすのだということを見逃してはならない。
イギリスならフォークランド島の例をあげるまでもなく、戦争を起こしている。それが世界の常識なのである。

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