2019年12月30日月曜日

2パーセント未満の意見に従う?


明日は大晦日。各地の寺で除夜の鐘が撞かれる。
衆生はそれを聞いて煩悩を払い、心身を浄めて新しい年を迎える。
北海道では、除夜の鐘がうるさいという匿名でのクレームが何件かあったことがニュースに取り上げられたことで、大晦日に撞くのを止めることにした寺があるのだという。
その地方の新聞社がアンケート調査をしたところ、98パーセントが鐘を撞いても問題ないとする回答だったという。即ち反対者は2パーセント未満ということになる。
日本の古来からの伝統文化を、そんなことで廃止してよいのか?

うるさいということであれば、しょっちゅう回って来る廃品回収車の呼び声や、K党が街宣車でやってきて大声で述べる宣伝放送のほうがよっぽどうるさい。
しかし、それにクレームをつける人は殆どいない。
クレームをつける人への対応は面倒かもしれないが、万人に問題ないものなぞまずない。
一人で住んでいるわけではないのだから、許容範囲というものはある筈。
古来からの伝統文化を否定しようとするという人は、これまでにそんなことはなかったことを思うと、日本人ではないということなのだろうか?
だとしても、日本に居住するかぎり、受け入れてもらうしかない。耐えられないほどのものだとはとても思えない。

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