2019年12月25日水曜日

今後が益々難しくなるのでは?


共和国republic)とは、君主が存在しない国家のことである。
中華人民共和国、朝鮮民主主義人民共和国といっても、北朝鮮は世襲制の王国であり、中国は世襲制ではないだけで、選挙により選ばれた政府でないことをもってすれば似たようなものである。
中国の清末に孫文が唱えた三民主義の思想は、民族主義・民権主義・民生主義の三つからなる。1905年に中国同盟会の綱領として承認され,1924年の孫文の講演で完成された。この思想は孫文晩年の連ソ容共労農援助の政策と結合して新三民主義となり,中国共産党の新民主主義に発展的に継承されたことになっている。毛沢東も普通選挙をすると言っていたが、何十年も経つがそんな気配はない。
そういう国と、選挙によって選ばれた首長が会談して外交交渉で政策を決めようとしても、政権担当期間の長さが違うから、長期戦略は立てにくい。

この度、中韓首脳会談が成されたが、韓国側は中国側が要求する前に全てにわたって迎合してしまったように感じる。
ヘル朝鮮(ヘル韓国ではない)と自国民が自嘲する国内情勢では、最大の輸出先である中国の意向を重要視しなくては立ち行かないから仕方ない。
中国は満足するかも知れないが、米国が不信感を抱き何らかの報復手段で対応するかも知れないと考えなかったのだろうか。
日本相手の時のように言いたい放題にしたら少しは見直したのに、宗主国様が相手となると、最初から軍門に下るより他なかったか?
日韓問題を進展させられるような提案はなかったようである。
この先も米中から益々追い込まれるのではないかと、余計なことかもしれないが心配になる。
日本を敵視することばかりに夢中で、政策の方向付けを誤ったツケと言う他ない。

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