2021年2月21日日曜日

 実績は期待できない

国際的な外交慣例では、大使を派遣する場合はウィーン条約の規定に沿って派遣先の相手国(接受国)からの同意をまず得なければならない。

この外交同意は「アグレマン」と呼ばれる。受け入れ国からの事前のアグレマンがあって、初めて派遣国はその任命人事を公表する。いまの国際社会では、大使の相互派遣はすべてこの慣行に従っている。

だが、韓国政府は日本側の事前の受け入れ同意を得る前にその人事を公表してしまった。

 この点に対して、日本の外務省は抗議を表明した。吉田朋之外務報道官は23日の記者会見で、姜昌一氏の人事について、日本政府がアグレマンを出す前に韓国側が発表したとして韓国政府に抗議していたと明らかにした。昨年11月、韓国政府が姜昌一氏の人事を明らかにした直後に、日本外務省の海部篤儀典長が在日韓国大使館側に「通常の国際慣行から大きく逸脱しており極めて遺憾だ」と申し入れたのだという。

日韓間の約束を守らないことは恒常的だとしても、国際的な慣行さえ守らないということは、日本相手なら何をやっても構わないと舐めているからに他ならない。

それなのに日本の外務省は12月下旬に姜氏の大使人事に関するアグレマンを韓国側に伝達し、姜氏自身はそれを受けて122日に来日した。

 以上の外務省の対応には明らかに矛盾がある。外務省はアグレマンを出し、姜氏が新任大使として日本へ到着した後に、報道官が公式会見で「姜氏の人事は国際慣習に反しており、抗議していた」と後になって抗議するならばなぜ姜氏の人事を認めたのか、という疑問が出てくるのは当然だろう。

これまで数々の反日的言動を繰り返してきたこの新任反日大使は、天皇陛下をも侮辱していたのではないのか?

天皇陛下への信任状提出などの儀礼を経ることにならうが、どうやったら陛下に謁見できるのか?日本側と友好関係を築くなぞ更々できないのではなかろうか。

非韓三原則を実行すべきだという意見は益々高まり、抗議活動すら起こりかねない。

菅総理に面会できず、河野前官房長官とは会ったらしいが、何を考えているのやら。

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