歴史を読んでいると、年代分けをどう区分するのか解らないことがあります。
縄文時代と弥生時代を分けているのが一般的ですが、発掘される人骨の鑑定をすると、それは混在していたということになるようです。
日本史の時代区分として大まかに「古代・中世・近世・近代・現代」とする区分と「縄文・弥生・古墳~江戸・明治・大正・昭和」という区分の二つがあります。
縄文時代・弥生時代・古墳時代・飛鳥時代・奈良時代・平安時代・鎌倉時代・室町時代・南北朝時代・戦国時代・安土桃山時代・江戸時代・明治時代・大正時代・昭和時代という分け方が一般的なのですが、これらは便宜的に付けられているものだという。
[原始(先史)]
文字が無く、遺跡や遺物から推測する。新石器時代前半。土器の使用。
[古代]
文字の使用により文献が残っている。青銅器や鉄器が鋳造される。
国が出来る。
[中世]
絶対王制。中央集権国家。
[近世]
封建主義社会。権力の分散。新勢力、諸公(貴族、大名)の台頭。
[近代]
産業革命以降。第三の勢力(市民層)の台頭。
[現代]
第二次世界大戦後の新秩序に基づく社会。
おおむねこんな感じで区分されるが、日本の歴史との対比でいうと、多少紛れがあるようにも感じられます。
我々が学校で習った時と今では、区分わけが違うようにも思います。
日本だと
[先史]
旧石器時代(縄文時代)~古墳時代
[古代]
大和朝廷の成立~奈良時代
[中世]
平安時代
鎌倉時代と室町時代は、[中世]なのが[近世]なのか意見が分かれているが、[近世]だとした方が良いのではなかろうか。何故か最近、日本が遅れていたかのようにいうのには違和感があります。
[近世]
~戦国時代~江戸時代
[近代]
明治維新~第二次世界大戦
[現代]
第二次世界大戦後~
というような具合に分けられるのが普通のようです。
[先史]
旧石器時代(縄文時代)~古墳時代
[古代]
大和朝廷の成立~奈良時代
[中世]
平安時代
鎌倉時代と室町時代は、[中世]なのが[近世]なのか意見が分かれているが、[近世]だとした方が良いのではなかろうか。何故か最近、日本が遅れていたかのようにいうのには違和感があります。
[近世]
~戦国時代~江戸時代
[近代]
明治維新~第二次世界大戦
[現代]
第二次世界大戦後~
というような具合に分けられるのが普通のようです。
因みにいうと、中国と朝鮮半島は、封建制度(近世)を経験していない。王制による中央集権国家でした。だから、中世から、いきなり近代になった訳です。
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