年を取りボケが来て、徘徊が始まるのも困るが、物が無くなったとかお金を盗られたとか言って騒ぐのも、仕方がないことながら周りがたいそう迷惑する。
98歳の誕生日に亡くなった郷里の母は、兄嫁がずっと面倒を見てくれ、感謝している。
終わりの数年は多少ボケが来たけれど、それまで頭はかなりハッキリしていた。
嫁が私の財布を盗ったなどと言ったことはない。
時々電話で様子を知らせてくれる兄嫁の話しに
この間はお母様が、「一人であの世に行くのは寂しいから一緒に行かまいかな(行きましょうよ)」と言うので、「それはカニしてな(堪忍してね)。」と言いましたのな。とか、
「庭に駐めておいた飛行機がなくなっている。あれでみんなをハワイに連れて行ってあげようと思っていたのに。」と言ったので、みんなで大笑いになりました。とか・・・
生活上の介護は大変だったには違いないが、心理的にはまあまあ大迷惑をかけることはなかったようです。
ピンピンコロリを考えておかねばならない年回りになりました。
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