2016年5月6日金曜日

無主地の占有宣言をして領土になった島

最近になって話題に上ることが多くなったとはいえ、多くの人が意外に知らないでいる。
竹島は、日本の領土であることは間違いないと思うが、韓国はこれを独島と呼んで自国領だと頑迷に言い張っている。教科書にそう書いてあるというのが根拠らしい。
しかも、日本海すら東海(トンヘ)だと主張するが、それに伴い西海などというものを主張したら、中国だって黙っていない。

そもそも無主地(無人島)は詳細な調査により海図などを作成して占有宣言をし、他国からの異議がなければ占有宣言をした国の領土となる。
これが1850年以来の国際法上のルールであり、日本が竹島の占有宣言をしようとしたとき、他国から異議を唱えられたことはない。
日本は1905年に占有宣言をし、竹島を領土として島根県に編入した。
その頃の朝鮮には海図すらなかった。
測量技術すらもなかったし、岩だけの島に価値があるとも思っていなかった。

それより以前のことを言っても始まらない。
アメリカはアメリカインディアンのもので、オーストラリアはアボリジニのものだと言うに等しいことになる。

日本が敗戦した後に韓国は、竹島を韓国領にして欲しいと戦勝国であるアメリカに要請したが、
1951年のラスク書簡で、竹島が朝鮮の一部になったことはないと、明確に拒否されている。
1951年のサンフランシスコ条約においても、日本は竹島を放棄していない。

韓国は、日本が武力行使できないことを見透かして李承晩ラインなるものを引き、日本漁民を多数殺害して占拠し、その後も不法に実効支配を続けているというのが事実関係なのではないのか?

竹島と慰安婦を除いたら外交カードは無くなるだろうから必死となるのは解るが、主張には無理があろう。
勿論のこと、ハーグの国際裁判所には行けるほどの証拠などはないから、何とかそれを避けようと感情的に騒ぐ以外にない。
ついでに、論外の靖国問題や旭日旗などもあげつらうが、韓国とは戦争していないことからも、論理性がずれる結果となっていることに気づいていないように思える。

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