2016年7月3日日曜日

情けは人のためならず

「情けは人の為ならず」というのを、他人に情けをかけるのは、その人の為にならないのだと勘違いしている人というのは多い。
ましてや、「あ~あ、こんな思いするくらいなら、あの人に親切心など起こすんじゃなかったというような意味でもない。
お釈迦様は決して「親切をしたから苦しむことになる。」とは言われていない。
「私が、誰々に、何々を」したというこの三つを忘れられないから苦しむのだ、と説かれているのです。
親切自体は善行ですから、それを実践する人は幸せになれますよ、と一貫して説かれています。
「まいた種は必ず生える。」幸せの種を蒔いたら、幸せの花が咲く。
他人に情けをかけ親切するのは、他人の為にではなく、それは巡り巡って自分の為になるのだというのが、本来の意味のようです。

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