2016年7月6日水曜日

客なのに「有難う」というからわかる

外国のお店で旅行者が買い物をしたとき、日本人だということはすぐ分るのだという。
東洋人の中で、特に変わった顔をしているからではない。
マナーが良いことは確かであろうが、それだけではなく、支払いを終えて品物を受け取るとき、日本人は必ず「有難う」というから判るのだという。
日本人以外に、客の側が有難うということはないらしい。

そう言われてみれば、国内で買い物をするときでも、確かにそうしている。
客面して偉そうに品物を受け取るのではなく、自然に「有難う」と言っている。
店側も客側も、有難うと言い合える何かを、互いに交わしているということになる。

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