2018年11月10日土曜日

米国は大きく変わるのだろうか

米国の中間選挙が終わって、上院は共和党が、下院は民主党が過半数を占めたという。
選挙前も選挙後も、なるほどそうなのか、と思えるニュース解説は少なかったように感じる。
それは、解説者の思惑が優先しているようにすら感じさせられた。

トランプ氏がフェイクニュースだと時に怒っている場面の画像が放映されたが、米国メディアの反トランプ報道は激しかったように感じる。
それにもかかわらず、下院での議席数の減り方はすくなかったのではないのか?
それは何故だったのか?
旧聞に属するが、日本における旧民主党に対するマスコミの肩入れは凄かった。にもかかわらず国民の期待を裏切り、その後の凋落ぶりは壊滅的な支持率低下と政党分裂につながった。
都民ファーストも、マスコミがこぞって持ち上げたが、その後の支持率は見る影もないといわれている。選挙民の意識が違いすぎるということなのだろうか?

中間選挙では、時の政権与党の議席が減るのが普通だというが、選挙前に喧伝されたような大敗ではなく、30議席ほどの議席が失われただけのようである。オバマ大統領の時は、確か60議席以上激減した。
実際の米国民の考え方を読めていた報道というのはなかったといえないか?

選挙結果を受けて、今後の政権運営が難しくなるというが、対中国ということになると、民主党の方がトランプ大統領より厳しいのだという。
オバマ氏の日和見が南シナ海での中国の進出を許してしまったし、知的財産を含む貿易関係でも、不公正な状態が続いたからなのか?
外交以外の政策についても、日本の野党のように何でも反対ということにはならないように思える。
もしそんなことをしたら、議席数を2分する議会では何も決まらない。
そんなあたりのことを解りやすく解説する報道があってほしい。
我が国への影響がどうなるのかは、最大の関心事なのだから。

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