2018年11月9日金曜日

変な歴史を徹底しすぎた?

韓国人は日本に歴史を学べというが、韓国に都合がよいものが歴史ではない。
歴史は、基本的には事実の裏付けがなくては適わない。
出発点を間違えたままでは、行く先も間違える。

20世紀に入ると実に多くの国々が民族自立の考え方のもとに独立した。
これらの国々の歴史とは、民衆がどのように独立を勝ち取ったか、どんな指導者のもとにどんな帝国主義的勢力と戦って国を建国したかという正統性やイデオロギーを、国民に教え込む。
時に『物語』となって事実と乖離することはありうる。
こういった国では、えてして歴史的事実よりも『建国イデオロギー』や『政治イデオロギー』が重視されることから、歴史問題は捏造されることも多いが、行き過ぎれば弊害も生む。

日本では、歴史というと同じものだと思いがちだが、中韓のいう歴史は違う。国民に政権の正統性を主張するために、かなり無理なことまで刷り込んで、国を纏めようとしたのだと思われる。建国の一時期にはしかたないのかも知れないが、他国では通用しないことが多いのも事実であろう。

韓国が教科書などで「歴史」として教えているのは、「帝国主義日本に対して、われわれは独立運動を戦い、日本の圧政を打ち破って建国を達成した」という「建国イデオロギー」。
つまり、今日の韓国人の祖父やその上の世代が、国を守るために日本と独立戦争を戦い、勝利した、というストーリーをこしらえた
しかし、日本は一度も韓国と戦争したことがなく、韓国に戦争で負けたということもない。
それは事実だから、覆しようがない。

韓国という国は、1948年になって成立している。日本を打ち破って建国したというのなら
1945年でなくてはなるまい。
こんな単純なことでも疑問に思うことができない国民なのだろうか?
日本との独立運動というのでも、韓国の教科書を読んでも、指導者や根拠地がころころ変わり、どう見ても一貫性がないということが指摘されるのだという。
歴史教科書は、南京に臨時政府を作ったとも主張するのですが、これは国際的に認められてもいなかった。。国際会議に出ていたというが、国や地域の代表として参加したという実績はない。そんなことを認めて出席を許すような国際社会ではなかった。
だからこそ、日本の敗戦後、韓国と北朝鮮はそれぞれ3年もの間、アメリカとソ連に委任統治されることになったのである。
そのあいだに、アメリカとソ連の指導のもとに国を作る体制を整えて1948年に建国したのが、歴史事実であり、曲げようがない。
要するに棚ボタ式な建国であったから、政権の正統性を主張するには、捏造するしかなかった。
即ち、歴史を学ばねばならないのは韓国ということになる。

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