2018年11月13日火曜日

やるにことかいて

韓国のヒップホップグループ「BTS(防弾少年団)」のメンバー、ジミンが20173月に原爆Tシャツを着用していた問題で、テレビ朝日が119日放映「ミュージックステーション」への出演を中止にした。
極めて当然な処置であろう。

問題の韓国のTシャツは、「原爆のキノコ雲」と「日本統治からの解放を喜んで万歳する韓国人たち」の写真、そして「Liberation(光復)」「Patriotism(愛国心)」という文字が並んでいる。
何と言って糊塗しようが、反日好きな観客を狙ったか、日本へのイヤガラセかの魂胆は見え見えである。

韓国が自ら原爆を作り、それを日本に投下したことで戦争が終結したというのなら、ある意味で百歩譲って容認せざるを得ないのかも知れないが、毎度のことながらこれも他人の褌。

原爆により無辜の市民20万人余が、見るも無残な最期を遂げたのである。
日本の国民感情として原爆をオチャラケたシャツにして着るなぞ受け入れられる筈がない。
ましてや日本との戦争当事国でもない韓国ズレが何をとちくるっているのか、と怒るのは当然である。触れてはならないタブーの領域に、彼らは土足で踏み込んだのである。
そんなのは、表現の自由でも何でもない。人としての痛みを感じられない人非人の所業と断ずるしかない。

問題が大きくなって、デザイナーは「原子爆弾が投下され、日本の無条件降伏により韓国が開放されたという歴史的な事実の順序を表現するため」と苦し紛れの釈明をしたが、日本人からすると「原爆万歳!にしか見えない」ということで大炎上したのは否定できまい。

韓国メディア中央日報は、東スポの記事が出た数日後に「"嫉妬した"日本、防弾少年団の揚げ足取り? 原爆Tシャツ『非常識』」というカウンタ―記事を掲載したというが、その後さらに名指しで東スポを批判した。
彼らが世界的に有名な芸能人だと自慢するが、果たしてそうなのか?
仮にそうだとしても、韓国の芸能人に嫉妬する日本人なぞいないし、難癖だとの韓国側主張は的外れすぎる。こんな愚かなことしか書けないというのが哀れである。

出稼ぎに来たいのなら、人間としての節度くらいは守れといいたい。

あろうことか、韓国では政治家・民・学者揃って日本の処置を批判しているというが、逆ヘイトそのものではないか? 日本人芸能人が旭日旗をデザインしたTシャツを着て公演したら、どんな騒ぎをしてファビョルか想像するまでもない。
日本人にも一部、原爆Tシャツを擁護するようなことを言っている人が居るようだが、譲れるような問題ではあるまい。

関連して彼らの愚かさを付け加えるなら、
ユダヤ系団体「サイモン・ウィーゼンタール・センター」は11日、原爆のきのこ雲がプリントされたTシャツを過去に着用したことで日本のテレビ出演が中止になった韓国の男性音楽グループ「BTS(防弾少年団)」が、過去にナチス親衛隊SS)の記章をあしらった帽子をかぶったり、コンサートでナチスを想起させる旗を掲げたりしていたとして非難した。
 同センターのエーブラハム・クーパー副所長は「原爆被害者をあざけるTシャツの着用は、過去をあざけるこのグループの最新の事例にすぎない」と指摘。「BTSは日本の人々とナチスの被害者に謝罪すべきだ」と強調した。

粋がって行動した結果、世界を敵に回した。


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