2018年11月1日木曜日

日本とは縁を切りたいらしく見えるが

どう考えても、韓国側の「矛盾」が露呈した。
韓国は、請求権協定で韓国政府は当時の国家予算の2倍に当たる5億ドルの経済協力金を日本から受け取り、従軍慰安婦も含めて全ての個人請求権が解決したとの立場を取ってきた。
これは、反日従北路線を鮮明にしていた盧武鉉(ノムヒョン)政権時でさえ、05年には同協定の経緯を検証した結果、元徴用工への補償という性質が、日本から受け取った協力金に含まれていると結論づけ、補償に問題があるとすれば「韓国政府に道義的な責任がある」とした。
この検証作業には文氏も政府高官として参加していた筈である。

口を開けば、口先だけでは日韓友好と未来志向を唱えても、その実は相変わらず何だかんだと次々に難癖をつけ、タカリ体質から脱却する気は毛頭ないということを臆面もなく繰り返すことが如実に示している通り、友好関係を築くことができる信頼性は非常に薄い。

韓国側が柄のないところに柄をすげて勝手に騒いだ問題なのに、「破局回避」方策検討を=徴用工問題、日本に自制要求も―韓国紙・・・というのは、どんな神経構造なのかと呆れる他ない。

韓国側に対してもそうだが、日本側にも呆れてしまうようなことを公然として口走る輩もいる。テレビ朝日解説委員の玉川徹氏は「今後の影響がはかり知れないほど大きい。これは感情対感情の話になっちゃう。韓国の日本に対する国民感情対日本の韓国に対する国民感情。感情と感情がぶつかって、いい結果なんか何も生まれないんですね。でも、結果的に韓国がその引き金を引いてしまった」とし、日本が極東で孤立するというようなことを言ったらしいが、極東ってどこのことを指しているのか?
北朝鮮・ロシア・中国、それにレッドチーム入りに熱心な韓国だというなら、孤立結構ではないか。これらの国と価値観を共有できるとはとてものこと思えないからである。
アジアは、特亜3国とロシアのみではない。日本と友好的な国々の方が圧倒的に多いのだから、それらの国との親善を深めた方が良い。

日本国憲法の前文にうたう「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持しようと決意した。われらは、平和を維持し、専制と隷従、圧迫と偏狭を地上から永遠に除去しようと努めてゐる国際社会において、名誉ある地位を占めたいと思ふ。われらは、全世界の国民が、ひとしく恐怖と欠乏から免かれ、平和のうちに生存する権利を有することを確認する。」
ということに明らかに齟齬を来す実情が頻発しているのである。
お花畑のようなことを言ってはいられない現実が有るのである。

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