2018年11月22日木曜日

わけが解らないことを言ってくる国連の委員会

国連の「強制的失踪委員会」って何?
なんかわけのわからないことを言っているようだが・・・
国連の「ナントカ委員会」が、こう言っているから日本は大変だ、というような報道がなされることがあるが、基本的に決議に拘束力があるのは「安保理決議」であって、「ナントカ委員会」というのは国連の正式機関ですらないものが有るのだという。


国際連合の機関によって採択された正式文書を国連決議と言うが、これは 国際連合のすべての機関が発することができる。
しかし、実際にはその殆どが、安全保障理事会か総会によって採択されたものである。
これは法的拘束力を持つため、これには国連加盟国は「安保理決議」に従う義務がある。

それ以外の「国連委員会」というのは、あたかも国連内部の委員会であるからのように思い、その活動が国連を代表しているかのような誤解を与える可能性が高いものもある

実際、「国連が当事者の『合意』に口を挟むのは異例だ」「断固として国連に抗議しよう」とか「日本が分担している費用の拠出をストップしろ」といった誤解に基づく国連批判が出ている例が多い。
新聞やラジオなど多くの主要メディアが「国連委員会」あるいは「国連の委員会」といった誤解を与える表現で報じていることがあるが、大抵は大して調査もしないで日本を貶めるために出された意見に過ぎない

拷問禁止委員会(The Committee Against TortureCAT)は、人権条約機関の一つ。国連総会が1984年採択した拷問禁止条約(1987年発効)17条に基づいて設立され、10人の独立専門家で構成される。日本は1999年に条約に加入した。

このような国際人権条約機関は、人権条約の加盟国の履行状況を監視することを目的としている。他に人種差別撤廃委員会や女子差別撤廃委員会などがあり、国連から独立した専門家が調査を行い、勧告等の見解を出す。
これら委員会は国連に属する組織・機関ではないにもかかわらず、過去にも「国連委員会」と誤解を与える報道がなされたことがあった
国連の何々委員会はイルカから慰安婦まで定期的に「日本の罪状」を探して非難決議している。

そもそも国連は、第二次大戦で日本に勝つための組織であったから、国連の創設当初から「日本の罪をでっち上げる事」が国連の任務であっったから、反日左翼しか委員に任命されないとも言われている。
反日しないと、組織内での出世も覚束ないらしい。

国連の何々委員会を名乗る人間が、時おり日本を名指しして非難する事があり、近年その頻度が増えている。
はっきり言わせてもらえば、国連事務総長に韓国人の潘基文が就任してから、その頻度が増えたように感じる。

国連の世界遺産委員会が明治文化遺産で「朝鮮人強制労働」で日本に謝罪するよう迫ったのは記憶に新しい。
国連世界遺産委員会は中国が提出した「南京事件」の偽記録文書も、事実関係の審査を行わず勝手に登録した。
朝日新聞の捏造記事が発端となった慰安婦問題も、事実関係を調べもしないで、朝日の記事をそのまま使っているようですらある。

国連の委員会を名乗る組織は多いが、その大半は実は国連に所属しては居ないという。
それどころか、どんな経緯でその人物が選ばれたのか、誰が任命したのかすら非公開なのです。


国連の主要組織には理事会と委員会があり、理事会の方は正式な国連の組織で、ある程度任命過程などを知る事ができる。
理事会は「国家」が中心になっていて、安全保障理事会の5つの特権国は特に有名です。

居丈高に「日本は謝罪しなさい」と命令してくるのは、良く見ると「○○の権利委員会」等になっている。
この他にも国連には専門部会が存在するが、世界保健機構、原子力機構などで部外者が口出ししにくい世界です。

問題があるとされているのは人権関係の委員会で、自分の意見を言いたいだけの民間活動家が選ばれているようでさえある。
人権問題というならば、証拠も提示できないで過去のことを責め立てるのではなく、現に起こっているチベットや内戦状態にある紛争国の人権について真剣に対応したらどうなのか?


理事会は「国家」が中心なのに対し、委員会は民間つまり政治組織で構成されていて、これが大問題を起こしている。欧米諸国では、ナントカ委員会の勧告は無視するのが常識だとされているのだともいう。それこそ王室のことにまで口を出すのでは、そうなる。


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