2019年2月5日火曜日

可哀そうだけで終わらせないためには


千葉県野田市で虐待された10歳の女児が死亡した事件で、女児を一時保護していた柏児童相談所の対応に批判の声が集まっている。児童相談所の実態はなかなか伝わってこないが、我々の想像を絶する忙しさなのだろうか?
事件の経緯と児童相談所の対応について詳細が分かっているわけではないので、軽々にものは言えないが、この寒空に冷水シャワーを浴びせられての死は、あまりに可哀そうすぎる。
親権を嵩に着て脅されたら、相談所としては対抗できなかったということなのかも知れないが、
もうひと踏ん張りしていてくれたらと思わずにはいられない。
児童の人権を保護するためには、格別の超法規的な強権を関連施設に与えても良いのではなかろうか。
そうすることで、親子ともに不幸な結末を迎えることを防げるのではなからうか。
事件が起こると正義漢が現れ、各々が至らざるを責め立てるが、彼らが救えるわけではない。
人は、誰もが歯止めの効かない恐ろしさを内在させていることを無視することはできまい。
人権がからむと、その手続きその他が難しいから、人権団体が騒ぐかも知れないが、いたいけない子供の命に直結していることを思えば、早急に法体制を整えて然るべきだと思えてならない。

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