2019年7月15日月曜日

ワッセナー・アレンジメントがらみ


戦略物資の輸出に関してホワイト国という優遇措置から除外するというのは、安全保障上の問題だと明言している。
それに反対したいがためか、徴用工問題への報復だということにして騒いでいるが、問題のすり替えだと言われたら反論できる根拠はあるまい。日本側でも朝日新聞と毎日新聞が反対しているではないかと言いたいのだろうが、日本国の世論としては、制裁は制裁で別にきちんとやれという声の方が高い。

韓国への優遇措置というのは他にもある。
その最たるものは永住権であろう。この優遇措置も直ちに廃止すべきだという声も大きい。
特別永住権が認められているのは2世までの筈だが、今は5世まで日本に居座っているという。これをいつまでも放置していてよいというわけには行くまい。
その全員がとまでは言わないが、日本国の血税から生活保護を得て居る者が多いといわれている。
それがどのくらいの額として支払われているのかを明確にすることは、年金問題が持ち上がっているいま、喫緊の課題でもあろう。外国人なのである。
ノウビザをいいことに日本に入国し、不法滞在者になっている者も厳格に扱い、法に触れる行為をした者は、法に従い直ちに強制送還するべきであろう。取り沙汰されているように、居残って反日活動を繰り返しているとしたら猶更のことである。

韓国側はホワイト国除外に対抗手段をとると言っているが、国際的常識で言えば最初は同害報復である。
即ち、韓国側の持つ日本側への優遇措置を廃止するということでなければならないが、韓国側に日本に対して優遇措置をとっているものなんていうのが何か有るのか?
日本の措置を何とかやめて貰えませんかとお願いするならともかく、上から目線で高飛車に撤回を「要求する」とは何事か。
韓国側は日本製品の不買リストを作ったり、何が有るのか知らないが日本への輸出を禁止するリストを作って対抗しようとしているらしいが、そんなものはどうぞ勝手にやってくれと歯牙にもかけていない。そういうのを蟷螂之斧という。

まだやっていないだけのことで、日本側が本気で制裁するということになったら、今後強烈なものになることは覚悟した方がよい。
WTO違反になるという口実を与えないものなぞいくらでもある。
7兆円ともいわれる韓国への預託金を返せ、というのだってある。
貸した金を返せというのだから文句はあるまい。韓国は返済期日がきても返せなくて、今まで日延べで凌いできたが、金は十分あると豪語しているのだから、約束期日にまず返して下さい。

ところで、韓国側は戦略物資の不正輸出はしていないと言い張っているが、エンドユーザーまで明確にして使用量を説明できるのか?
不正輸出をしていないというのなら韓国内で消費したということになる。
半導体の生産に必要な量を越えていることは明白であるから、その余分となった量はどうしたのかということになる。
まさか韓国自身が核兵器開発のために使ったなどということはあるまいね?

不適切な事例が無いというなら、立証責任は韓国側にあるのだということを理解できないのでは、
騒ぎまくれば解決するというこれまでの手法は通用しない。
どうにもこうにも説明がつかなくなって、行方不明分は不良品だったなどと、支離滅裂な言い逃れをほざく始末になっている。
不良品だったというなら、普通に考えて文句をつけて返品ということになるが、そんな事実はあるまい。
第一、  そんなに不良品率が高いというなら、輸入自体をやめればいい。

韓国は自国が国際法を守らないことを棚に上げて、日本は国際法を守れといって大騒ぎするが、そもそも今回のホワイト国認定除外の根本にあるのは、「ワッセナー・アレンジメント」の考え方である。
通常兵器及び関連汎用品・技術の責任ある輸出管理を実施することにより、地域の安定を損なうおそれのある通常兵器の過度の移転と蓄積を防止すること、ならびにテロリストに通常兵器や関連技術が渡る事を防ぐのが目的でできた。
したがってココムがその対象を共産圏に絞っていたのに対し、ワッセナー・アレンジメントでは、特定の対象国・地域に的を絞ることなく、全ての国家・地域及びテロリストの非国家主体も対象としている。
米国を始めとして世界諸国が日本側の立場に理解を示すのは当然である。
国際法を理解できていないのは韓国のみであるから、どこに泣きついても相手にされまい。
まあ、日本は韓国に対する優遇措置を片っ端からやめていくしかあるまい。

日本人の堪忍袋の緒が切れてしまったのには十分理由がある。
そもそも日本人は国運を賭けて日清・日露・太平洋戦争を戦った。朝鮮は自国の独立を守る気概を示したことは一度もあるまい。日本が実質的に朝鮮を守ってきたのである。
独立国たらんとしたら、日本と同盟して外敵に当たることだってできたはずなのに、それをすることはついになかった。やむなく朝鮮を併合せざるを得なかったのだが、彼らはそれを恨みだとしかとらえていない。
韓国は独立以来一貫して反日を唱え、事実を曲げてでも日本に賠償を求め続けた。
日本人は韓国人がそうまでいうのなら、併合時代に迷惑をかけたことが“あるのかもしれない”
ということだけで、言いがかりに等しいようなことにも譲歩を繰り返してきたのである。
70年経っても彼らの要求はエスカレートするだけで、日本相手なら何をやってもいいんだとする行いが改まらない。そろそろ韓国人は真の歴史を学んで、人間らしさに立ち返ってみろ、という日本人の本音を出し始めたということである。嘘をついても、それは殆どばれているのだと知った方が良い。

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