2019年7月8日月曜日

もう後戻りはできまい


ホワイト国としての優遇措置を除外したことで、今まで知らないでいたことで浮かびあげってきたことが沢山ある。
韓国は半導体製造ということでは一流なのだと思っていたが、それは部品を製品として組み立てて販売するということに限ってのことだけだったように認識を改めざるをえない。
素材や部品、基幹技術や基礎研究、製造機械その他、日本抜きでは成り立たないものが多すぎるように見える。自国で賄えるようにするには、この先何十年もの地道な努力が必要であろう。
現に10年前から国産化率を50パーセントにまで上げようと国を挙げて試みてきた筈だが、やっと20パーセント程度の自給率になったに留まっていて、しかもその品質は日本製に遠く及ばないのである。

日本から輸入したものを土台にしていたのだから、日韓の貿易収支が日本の輸出超過になっていてあたりまえである。表面上の貿易収支上の数字だけ捉えて、日本側が輸出を規制したら日本側の黒字が減って日本の方が困るだろうから制裁はしないだろうと、単純に考えてでもいたのだろうか?
韓国側には大きな数字だったかも知れないが、日本側にとってみれば、それは全貿易額で見たとき大した割合ではないという分析すらしていなかったのだとしたらお粗末すぎる。
日本側は仮令多少の損をすることがあっても、構わないとしているのである。
今後のことも考えたら、約束も守れない国を相手にできないということである。

韓国側が半導体を生産できなくなったら、間接的に米国や中国が影響を受けると思い込んでいるらしく、そこと組んで日本に撤回圧力がかけられると考えているらしいが、米国も中国も自国で半導体を生産できるのだということすら解っていない。その両国は韓国側が半導体を作れなくなったとしたら反って喜ぶだけである。
いざとなったら、日本がまた優れた半導体を作って提供することはすぐにできるのである。
因みに、EUも韓国への優遇措置はしていない。韓国相手に貿易上の優遇をしている国ってあるのだろうか?

日本がホワイト国扱いしていたのは、世界でたったの27か国だけであった。今回そこから韓国が除外されることになった。
自分たちの足元を見て自らの実力を理解していたら、日本相手に人もなげな振る舞いなぞ決してできなかった筈である。勘違いが過ぎて思いあがっていた結果だとしか思えない。

今回の措置を受けて、日本は国際法を守れ!などと息巻いているらしいが、そもそも韓国側が国際法を守らないから起こったことである。WTOに提訴するというが、何を名分にして提訴するというのか?
流石にそれは無理だと解かっているのか、時間がかかるからという理由をあげてやめることにしているらしいが、そんなことは初めから判ることである。
いずれにせよ、韓国をホワイト国から除外するというのは国の方針であり、国際法に違反してはいない。
国の方針を変えろ!というのであれば、それは紛れもなく内政干渉である。

韓国は貿易がGDPの68%を占める国である。貿易には信用状(LC)が必要であるが、韓国の銀行の信用ではそれが通用しない。日本の銀行が保証しているから成り立っているのである。
日本が本気で制裁を考えるなら、その保証をしなくすれば韓国の息の根は瞬く間に止まる。
石油の輸入すらできなくなるのである。

日本のお陰で成り立っているのだという自国の実態を、嘘ばかり教え込まれているから、国も国民も理解することもできずに反日に明け暮れていたのだからどうにもなるまい。
日本人の多くは堪忍袋の緒が切れてしまっていて、韓国に制裁せよとの声が高まっているのである。

0 件のコメント:

コメントを投稿