2019年10月14日月曜日

毒舌が悪口に堕してしまっていないか


毒舌を売りにして番組を構成しているタレントというのがいる。
一言でズバッと的を射た表現をするだけならともかく、人を貶めることを目的としたようなことを論い、自分がそう思っているのか局の意向でそう言わされているのか知らないが、自分が正義の味方面してものをいうのには違和感を覚える。
悪口は悪口なのであって、相手が反論できる場に同席していないということに一定の配慮ができないのだということを認識していないと、下品になりかねない。
はっきり言わせてもらえば、自分を何様だと思っているのか?と言われても仕方あるまい。
イデオロギーの違いや意見の違いであれば、それはまだ許容範囲かもしれないが、「気持ちが悪い」などという表現を公言したら、許されることではなかろう。思い違いも甚だしい。
M氏などがそれを口にしたというが、自分だって他人さまから見たら、そう言われても反論しにくいのではないのか?
S氏やA氏なども時流がそれを許している間はよいにしても、いずれそれはブーメランとなって自らに返ってくるであろうが、そうなったときには違う毒舌家の餌食になるのが目に見えている。
因果は巡る糸車ということかも知れないが、見ていて快いものとは程遠い。

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