2019年10月22日火曜日

この先も恨み事だけで行くのか?


ガリレオ・ガリレイの「それでも地球は動いている」という言葉は余りにも有名であるが、
もう一つ別に、「見えないと始まらない。見ようとしないと始まらない。」という格言と言っても良い名言を残している。
これは彼の専門である天文学に限ったことではなく多分野に通じる。

歴史を学校で教え込まれたこと以外が見えていない国というのがある。折節にたとえ面妖だなと思うことが有っても、真実を見ようとしないのでは何事も始まらない。
そればかりではなく、自分に都合が良いように書き換え、事実さえ曲げて教え込まれてきたことの弊害が、社会の至る所に影響を及ぼしてしまっているではなかろうか。
困れば他人の所為にして、見たくない真実を見ようとはしないから、反省して出直すこともできない。
嘘はそれを糊塗するために新たな嘘を作り出す。嘘から真は生まれない。
それは政治・科学など、あらゆる分野に悪影響を及ぼす。
安定的な発展をすることから遠のき、恨み言ばかりを助長するのはそのせいなのではないのか?

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