2019年10月7日月曜日

しつこく反対を繰り返しても


統治行為論とは、国家統治の基本に関する高度な政治性を有する国家の行為については、法律上の争訟として裁判所による法律判断が可能であっても、 これゆえに司法審査の対象から除外するという理論。国内法と外交上締結された条約を判断する能力がないと、整合性を埋めることができず感情論に奔るだけのことになって、収まりがつかなくなる。
条約は政権が替わったことがあったとしても継続されなければ、国際関係は成り立たない。

韓国の政権交代は、前世紀の王朝の交代と似たところがあるように思えてならない。
易姓革命と同じように、前政権を全面否定するところから始まる。
それに伴って、前政権を担った大統領の末路はいずれも哀れなものとなる。
大統領というのは、王朝を建てた王にひとしい権限を持ち、それは司法・行政・立法・外交・軍事の全てに君臨する。
従って三権分立が絶対ではない。口実として三権分立を使いはするが、それはその国の国内事情に沿ってはいても、国際的に通用するとは限らない。
国内事情は国内で解決すべきであって、対外的に影響が出る解決済みの外交関係を蒸し返せば、国際条約が意味をなさなくなる。
韓国が強制徴用工と言い張っている問題も、現実は募集応募工であったのが史実であり、事実誤認の訴因での判決では説得力も持てまい。
いずれにしても1965年の日韓請求権協定の締結を以って、条約上で解決済みであるのであるから、あとは韓国内の問題として解決すべきことである。

サッカー選手の下品な猿真似が世界中から顰蹙を買ったことへの苦し紛れの言い訳にもならない言い訳に端を発し、国を挙げて庇い立てしたことから表面化した旭日旗問題も、これもまた韓国だけで通用する主張であり、それがいつの間にやら国策となってしまっている異様さだ。
このほど韓国国会で旭日旗の使用禁止決議がなされたというが、韓国内のみでそれをするのならご勝手にどうぞということになるが、日本にそれを求めるのは常軌を逸している。
他国にまで強制できるようなものではないことすら理解できない民度だとでも言うのか?

オリンピックで旭日旗使用を禁じるべきだとし、それを世界204か国のオリンピック委員会に旭日旗使用反対というメールを送付したのだというが、いずれの国も無視しているとなれば推して知るべしである。
まだ懲りずに言い続けているのは、日本を貶めたくてしかたないのだとしても、異常性が際立ち過ぎていないか?
デザインが似ているとしてカニ缶の模様にまで文句をつけても、A新聞の社旗には一切クレームをつけないのは何故なのだろう。ご都合主義だということなのか?
勝手に戦犯旗だと名付け、更には戦犯企業なる新造語を作っても、韓国内でのみしか通用しまい。

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