柔肌の 熱き血潮に 触れもみで 寂しからずや 道を説く君(与謝野晶子)
漢字は象形文字だというが、普段なんの疑問も感じることなく使っている漢字の成り立ちを知ると、恐ろし気なものがある。
「道」というのもその一つである。
首を手に携えていく意であるとされ、おそらく異族の首を携えて、外に通ずる道を進むこと、即ち除道(道を祓い清めること)の行為をしながら通ったからだという。 外を歩くということは危険なことだっということになる。
漢語林では、「異族の首を埋めて清められた道」としています。
部首のシンニョウは、「辻、通、近、遠」などの様に「人の行く道」を意味する。それと「首」で出来た会意文字が「道」だが、さてどこが怖いのか。「道」に「首」が含まれているが、「道は、邪悪なものが潜んでいる非常に危険な場所ゆえに、異族の首を刎ねて持ち、その首の呪力によって、道に潜む邪悪な霊を祓いながら進んでいったからだという。
「道(みち)」の「み」も「御」であったとされるのが通説で、常識的に考えると「み」に続く「ち」は先ず「地」であり「路」であったろうが、もしかすると「雷(いかづち)」や「大蛇(おろち)」の「ち」であったかも知れず、そうなると「霊(ち)」や「血(ち)」の領域にも入ってくるのであるといわれている。
「道(みち)」の「み」も「御」であったとされるのが通説で、常識的に考えると「み」に続く「ち」は先ず「地」であり「路」であったろうが、もしかすると「雷(いかづち)」や「大蛇(おろち)」の「ち」であったかも知れず、そうなると「霊(ち)」や「血(ち)」の領域にも入ってくるのであるといわれている。
猷(ゆう)というのも道を意味する漢字であるが、「はかりごと」を意味することもある 道。
通は、マスメの道だという。
①「とおる」
ア:「つらぬく」、「とおす」(例:貫通)
イ:「先へ進む」、「届く」、「ゆき渡る」、「達する」(例:流通)
ウ:「経る」、「経過する」
エ:「歩く」
オ:「さとる」、「理解する」
②「かよう」
ア:「行き来する」
イ:「物などを皆で用いる」、「互いに交換する」
ウ:「男女が不義の交わりをする」
エ:「行き来して仲良くする」、「親しむ」
③「つうじる・つうずる」
ア:「繋(つな)がる」
イ:「相手に伝わる」
ウ:「ある物事の詳しい知識を持つ」
ア:「つらぬく」、「とおす」(例:貫通)
イ:「先へ進む」、「届く」、「ゆき渡る」、「達する」(例:流通)
ウ:「経る」、「経過する」
エ:「歩く」
オ:「さとる」、「理解する」
②「かよう」
ア:「行き来する」
イ:「物などを皆で用いる」、「互いに交換する」
ウ:「男女が不義の交わりをする」
エ:「行き来して仲良くする」、「親しむ」
③「つうじる・つうずる」
ア:「繋(つな)がる」
イ:「相手に伝わる」
ウ:「ある物事の詳しい知識を持つ」
エ:「広く行き渡る」
オ:「全体に及ぶ」(例:一年を通じて、寒い)
カ:「二者の間に立って、事がうまくまとまるようにする」
(例:友人を通じて、仲良くなる)
④「述べる」、「陳述する」
⑤「ひらく」、「設ける」(例:開通)
⑥「すべて」、「あまねく(広く)」(例:普通)
⑦「取次ぎをする」、「取次ぎ」
⑧「手紙や書類を数える語」(例:一通)
⑨「とおり」
オ:「全体に及ぶ」(例:一年を通じて、寒い)
カ:「二者の間に立って、事がうまくまとまるようにする」
(例:友人を通じて、仲良くなる)
④「述べる」、「陳述する」
⑤「ひらく」、「設ける」(例:開通)
⑥「すべて」、「あまねく(広く)」(例:普通)
⑦「取次ぎをする」、「取次ぎ」
⑧「手紙や書類を数える語」(例:一通)
⑨「とおり」
その他にも、路、途、径、などなどがある。
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