2020年6月29日月曜日

素人が自然に感じ取ること


北朝鮮が日替わりのように違う行動をみせることで、専門家といわれる人たちがいろいろ解説してくれる。そうなのかもしれないし、違うのかも知れない。
素人がはたから見ていて感じるのは、北朝鮮は本当に困っているのだと思えることである。
米朝会談を成功させるしかないのだが、国際的な信用力を失墜した韓国では仲介者として全く役に立たないと判断したのだと思える。米国も、米朝会談は韓国抜きで良いと思っているようだ。
米国はその気になればいつだって北朝鮮を崩壊させることができる。それは北朝鮮にも痛いほど解っているのだと思うが、会談に持ち込む手立てが今のところない。

米国のトランプ大統領だけが唯一相手をしてくれたのだが、先般の交渉時に読みを誤ってしまった。文大統領の策などを信用したからであろう。
米国はもはや急ぐ必要はないから、このまま放置されたら国が持たない。大統領が変わることにでもなればもう終わりになる。
オバマ前大統領が何もしないうちに作りためた30~40発の核弾頭も使いようがない。
日本しか頼りにできそうなところはないのではなかろうか。

トランプ大統領がアメリカンファーストと言って打ち出している政策は、いままでの米国が放置していたことで歪んでしまった世界経済・人権問題・軍事バランスを、急いで取り戻そうとしているのだとも見える。
急ぎすぎたり乱暴にも見えることで、トランプ叩きの口実にされているが、じゃあこれから先どうするのか、という意見を述べる人は見たことがない。
混沌の世界を続けることを是とするのだろうか?

国連の組織もイデオロギーに毒されて、正常に機能しないようにも思えてならない。
寄ってたかってのトランプ叩きでは、この先のバランスは収めきれまい。中国が自制の道を考えるしかないのだと思うが、そこに至らせる強力なリーダーシップを持つ指導者が果たして他にいるだろうか。
そろそろ日本がものを言えるようにならないと、纏まりがつかないのではなかろうか。
日本も、安倍叩きに血道をあげている場合ではあるまい。

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