2020年9月15日火曜日

どう見たって中国の領海ではあるまい

 

中国が自国の領海だと言って囲い込んだ範囲というのは強引すぎる。

根拠もなく一方的に線を引き、他国の自由を制限しようとするのは、デタラメも程度問題ではないのか?

国際法の立場から判断するとしても、どう見たって、中国領とはいえず近隣諸国の海域にしか見えないところを自国領だと強弁しているのである。

 

南シナ海から石油が産出するとなった途端、ベトナムが開発していた領域に繰り出して軍事的嫌がらせを繰り返し、ベトナムは一旦引かざるを得ない状況にまで追い込んだ。

ここに米国が関与することで、中国の横暴を押し戻そうとする動きが強まってきた。

自由で開かれたインド太平洋ということを考えた日本のインド太平洋戦略は、安倍晋三首相のアイデアを起源とするところが大きい。

それを米国も国家戦略としてとらえ、米・日・印・豪が共同で構築する動きとなり、ここに加わる国は増えるであろう。

力による覇権を臆面もなく進めている中国のやりかたが、世界で通用するわけがない。

弱腰のオバマ政権が放置しすぎた結果だとしても、期間が長すぎたことで大ごとになった。

日本のマスコミは報道したがらないが、一度くらい中国が勝手に引いた線の地図を見た方が良い。これら地域の実情は知っていないと、日本の安全は保てなくなる。国際協調というのは重要問題である。

 

尖閣も石油がらみで欲しいということなって度々チョッカイを出しているが、太平洋にある日本側の領海には、流石に手が出せない。そこにはサウジの10倍ともいわれる石油が眠っていて、2028年には日本が世界有数の産油国になるのだという。 

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