2020年9月4日金曜日

選挙をやるまでもなく決まったか?

 

マスコミの世論操作が大失敗して、石破茂元幹事長の不人気情報が全国区になってしまったという記事があった。普段報道しないで伏せていたから、国民が知らないでいた彼に不都合なことまで、洗いざらい知れ渡ってしまった。

マスコミの思惑通りに国民を誘導したいのだろうけれど、無理をすればボロが出る。

これを贔屓の引き倒しという。

 

総理候補として国民の人気があるというが、マスコミにとって都合が良いということだけに引き合いとして使っているだけで、信頼できるとまでは言っていないところに底意がでてしまう。

 

ネットというのは恐ろしい。

世論調査というものの実態がいかなるものかを知っている人がいるからである。

調査会社に在籍していたことのある人が明かすことに、マスコミの依頼を受けて調査をする会社は、予め調査の対象者リストというのを渡されるのだという。今までの調査蓄積により集めたデータは、その対象者がいかなる判断をするかの予想がついているので、望む結果を得るために、例えばリストの20%は狙い通りの反応を見せる人を選び、残りは無作為に選ぶというような手法を使って調査するのだという。

 

自民党の後継総裁選びに関連しては、大統領選挙でもあるまいに、野党支持者もアンケート時の対象者にするから、野党に都合が良い人が人気の上位を占める結果になるのは当然である。

地方の自民党員は石破支持だと宣伝するが、それは2012年までのことであり、2018年にはその熱はもう冷めていたのだという。何故なら、彼の言うことは野党議員と変わらないからだという。そこには触れないで、マスコミは石破が首位だというが、ネット上では河野が首位だとされている。

総裁選に立候補するのは3人だというが、何十年も政治家でいるのに、支持する国会議員が19人しか居ないというのであれば、信頼を得られないその原因は、ご本人にあると考えるのが普通である。

ネット上には不人気の理由が事細かく出ていて、それらは納得できる理由ばかりである。

 

一般国民は、「韓国が納得するまで謝罪を続けるべきだ」と主張する彼に違和感を覚えるし、防衛庁長官だったとき部下に責任を押し付けて逃げた姿を覚えていて、信頼を置けないと思っている人が多いのも事実であろう。軍事オタクだっただけで、指揮官としての資質はなかったことになる。口先でうまいことを言っても、責任は取らないのだと見透かされた。

 

総裁選が始まれば、マスコミの言うことは決まっている。「密室政治」だというであろうが、党が党の規約に沿って選挙をしたら、それを密室というのは無理すぎよう。

任期途中での総裁選は、これまでも両院議員総会でやっているのであり、手続き上も正当である。

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