日本からは遠く離れていることもあって、余り取り上げられなかったように感じるが、中東の平和は世界にとって重要である。
UAEとイスラエルの国交正常化がなったのは、イラン包囲網という安全保障上の問題からだと説明されていたが、及川幸久が別の真意があるのではないかと紹介していた。
イスラエルには秘密の石油パイプラインというのがあるのだという。
EAPC(ヨーロッパアジアパイプライン社)という名称だが、それを使うことで紅海と地中海が直結できる。
アラブとイスラエルが国交を正常化できれば、それが公式に可能となる。
これまではペルシャ湾からスエズ運河を経由して石油を輸送していたが、スエズ運河は使い勝手が悪いしコストが高くなる。
そこを通らずにヨーロッパに運ぶことができれば、経済的メリットは計り知れない。
他のアラブ諸国もそれに追随するのではないかとの見方には、そういう理由があるのだという。
トランプ大統領の外交成果であるが、流石の反トランプメディアも実績として認めざるを得なくなった。
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