2021年7月5日月曜日

目出度いとばかりは言っていられない

 

建国百周年の式典が中国でなされた。

人口が14億人とも言われるが、共産党による1党独裁であり、選挙などないのに国民に選択された政権だなどとどうして言えるのだろう。

共産党員は9500万人だというから、国民の15人に1人の割合であり、党の方針を決めるのは、その頂点に君臨する7人だとなると、民主化は程遠い。

貧富の格差は改善されることなく、経済発展により得られた資金は軍事力に傾注されるから、危険なことこの上ない。

本当に国民が選んだ道であれば、他国のこととして仕方ないが、そうだとはとても思えない。

996(朝9時から夜9時まで週6日働く)というのだから、人口が多いことと合わせて考えれば、GDPが増えるのは当たり前である。凄い凄いと持ち上げることとは違うのではなかろうか。

ウイグル、香港の人権を抑圧し、台湾まで組み入れようとしている国を持て囃す日本人が居るとは信じがたい。尖閣にも露骨に食指を伸ばしてきている。

隣に位置する国であるから、安環としているわけにはいかない。

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