外国人は日本の神社の鳥居が何を意味するのか解らず、尋ねる人がいるが、日本人でありながら答えられない人が多い。
鳥居は、神社などにおいて神域と人間が住む俗界を区画するもの(結界)であり、神域への入口を示すもの。一種の「門」であるとされる。
特定の神殿(本殿)を持たず、山など自然物を御神体、または依代(よりしろ)としてお祀りしている神社の中には、その前に鳥居が立てられ、神様の御存在を現すものとして重視されています。
鳥居の起源については、天照大神が天の岩屋にお隠れになった際に、八百万の神々が鶏を鳴せましたが、このとき鶏を止まらせた木を鳥居の起源であるとする説や、神様が来訪したときの止まり木説などがあります。
鳥居を立てる風習は、神社の建物がつくられるようになる前から存在した。
古来日本では、屋根のない門という意味で「於上不葺御門(うえふかずのみかど)」ともいった。
鳥居は一般的には神社を象徴するものとして捉えられているが、仏教寺院にも見られることがある(→神仏習合)。一方で鳥居を持たず楼門(随神門)をもつ神社も存在する。戦後の区画整理により境内が縮小されたり移転したため、現在の神社境内とはかけはなれた場所に孤立している鳥居もしばしば見かけられる。御陵に建てられていることもある。
俗信においては、鳥居の上に石を投げて乗せると願いが叶うといわれることがある。
鳥居の数え方は、「1基、2基」と数える。一般に、ひとつの参道に複数の鳥居がある場合は、一番外側から「一の鳥居、二の鳥居…」と呼ぶ。また、神社の前に形成された町のことを「鳥居前町(とりいまえまち)」と呼ぶことがある。
稲荷神社などの鳥居が朱色であるのは、古来その色が生命の躍動を表し災いを防ぐとして神殿などに多く使われたためで、これが鳥居にも影響しているとされる。
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私が書いた小説 「夏風越の(なつかざこしの)」
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「遺された難所 疎にして越え難きもの」・・・時々書き足しています
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