2021年9月1日水曜日

アジア諸国は反日だと思い込まされてきたが

 

日本は大東亜戦争で東南アジア諸国に迷惑をかけた、というのが日本の歴史教科書である。

目にする番組はどれも日本が悪かったのだとするものばかりである。

 

確かに、外国の地に行って戦争をしたのであるから迷惑をかけたことに間違いはあるまい。

ただ、自虐史観で教え込まれるような、その国を植民地にするべく侵略したのだということは、ちょっと違うのではないかと思える。

大東亜戦争で戦った年代の人たちを身近で見ながら育った人たちは、学校で教えられる日本悪人説を信じたわけではない。

 

国土面積が日本とほぼ同じで人口3,275万人を擁するマレーシアの歴史の国定教科書では、日本が英国植民地から解放し独立できたと教えているという。

事実、日本軍が上陸を果たしたところから教科書は始まっている。

英国は150年余に及びマレーシアを植民地支配した。その地に平和に住んでいた原住民は人としては扱われず、あらゆるものを簒奪された。

欧米人はプランテーション経営で中国人を現場監督やマネージャーにたて、他民族を使い狡猾に 間接支配した。略奪をするためには教育は邪魔になるから、それを奪い愚民政策を敷き、人種を多層支配する分割統治を敷くため他民族を連れて来た。それが、今日に至るも複雑な宗教対立や民族問題の原因となった結果である。
独立後に欧米人が去った後、蓄えた富で東南アジア経済を今も華僑が支配する由縁です。


「日本が上陸しなければどうなっていたでしょうか」と尋ねると、マレー人は次のように答えるという。「マレーシアという国はなかったでしょう。今もブリティッシュの植民地のままでしょう」と。

日本は上陸すると先ずその地のインフラを整え、教育の場を作った。日本軍が去った後でも独立を勝ち取ることができるよう、軍事教練も施した。

日本側の都合もあったに違いないが、現地国の将来も考えていた。

「この頃の日本の若い人たちは如何かしてしまったのでしょうね。自分たちの父や祖父たちが命をかけ、血と汗を流して、共に興したアジアのことを少しも知ろうとしませんね。私たちアジアの多くの国は、日本があの大東亜戦争を戦ってくれたから独立できたのです。日本軍は、永い間アジア各国を植民地として支配していた西欧の勢力を追い払い、とても白人には勝てないとあきらめていたアジアの民族に、脅威の感動と自信を与えてくれました」

(マレーシア上院議員ラジャ・ダト・ノンチャク氏著書『日本人よ、ありがとう--マレーシアはこうして独立した』)

 

* 開戦当初、貧しい日本が英蘭を相手に怒涛のように勝ち進めた一因に、マレー人・インド人・インドネシア人などが密林の中で道案内などして協力してくれたことがあります。 ミャンマーのスーチーさんのご尊父も、日本軍と共に英国と闘った指導者です。敗戦後、世界の最貧国と言われた日本が欧米と競合しながらも東南アジア復興ビジネスに参入できたのは、大戦中からの彼らの日本への絶大な信頼感ゆえといえます。

月章旗を国旗として定めた国もある。

特亜3国のいうことが全てだと思い込まされていると、真実は浮かび上がってこない。

たった一国で、世界の強国と3年余も戦えたことには、理由があったのだと思う。

 

大東亜戦争ということが戦略であったということが明らかになってくるが、この通りに作戦を進めていたら、日本が負けることは決してなかっただろうと、米国の軍事専門家も言っているという。軍部の誰もが反対していたという米国を巻き込んでしまう真珠湾攻撃をしたことで、太平洋戦争と呼び方が変わってしまったが、日本が負けることを画策した者がいたのではないかと思えてならない。

敗戦したことが悪いと言いたいのではない。それは歴史が評価すること。

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