2021年9月3日金曜日

覚悟しないと難しい

 

TVでは相変わらず騒ぎ立てるだけで、どうすれば良いのかという方向付けはできない。

それを見ていると、報道につられて大した情報力もないのに、どうしても文句をいうだけで終わりになってしまう側になる。

合理的で体系だった対処方法を提案する人が現れないと、変わらないのではないかと思えてならない。

 

残念ながら、現実問題としてコロナ対策に成功した国というのはないのではなかろうか。

なにせ、正体が解らないのだから、手探りで有効と思われる対策をするよりない。

 

ワクチンの接種が進んだ国であっても、感染者が増えているという。

ロックダウンも劇的に効果をあげたということはなさそうである。

ワクチンの効果で重病化が抑えられるというが、実は副作用による死者が多いのだとか、他の病気の免疫力を下げるのだとかいう説も根強く囁かれるから、ワクチン接種を躊躇う人が出る。

行政の対応手段もなかなか先回りしてということにはなりにくい。

それはそうだろう。

なにせすべてに手抜かりなくできる保証はない。必ず不備を責め立てる人が出る。

「今頃そんなことを言っているのか?」という意見がそのよい例である。

費用や人員配置や施設の用意など、よほどの権限が付与されていなければできない。

人命と経済を両立させねばならないのだから、容易に動けなくて当然なのだと思うが、責め立てる側は事象が起こるたびに騒ぎ立てるからますます慎重になって、対策が遅れる。

 

専門家と言われる人たちも入れ替わり立ち代わり様々な説明をするが、国民に言うよりも前に政策を実行する機関を説得できなければ良い策は立たない。

要するに得体が知れないものを相手にするのであるから、内閣の一つや二つ吹っ飛ぶくらいの覚悟を国民もしなくてはならないのだと思う。

 

いま判っているかぎりのウイルスの本性と

ワクチンや治療薬の効果と危険性、人流抑制の徹底策などなどを洗いざらい提示して、

国民が恨みっこなしでそれに従う道を選ばねば、コロナを封じ込めることはできないのではなかろうか。

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