ピアニストである息子は、プラハ国立音楽院に留学中、練習の集中力を高めるのに、彼の国の伝統工芸である極めて繊細な注意力を要するズブジ刺繍を習うのが良いと思って、人間国宝でもあるマリエ先生に教えを乞うた。
チェコでは、国内でさえこの技術を習おうとする人が殆どいなくなってしまい、技術を残すことに危機感を覚えていた先生は、日本人の弟子入りを殊の外喜び、親身になって教えてくれ、帰国時にはライセンスまで出してくれたのでした。
奨めてくれる人がいて、練習の合間に仕上げた作品を、住んでいる練馬区の美術展に出品したところ、初出品で奨励賞という滅多にないという結果を得ました。
チェコのウエブ新聞(15:53)にも、早速載ったという。
作品の前で、審査員の先生方と一緒の記念写真
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