2016年3月23日水曜日

いつも違和感を覚えてしまう世論調査結果

世論調査というものには、いつも胡散臭さを感じさせられています。
今までに聞かれたことはありませんから、実際の調査がどのようなものであるのか判らないにしても、質問の仕方によっても、誰に聞くのかによっても、答えや結果は明らかに違ってくる。
初めに答えありきのようなものになっているのではとの疑いすらもちます。
TVなどの街頭インタビューで聞く場面を見ていても、かなり偏った意見のみを集めて報道しているように見えます。

質問内容を明示し、いつ・どこで・どんな人を対象に・何人に聞いたかというのは、最小限提示しなくてはならないのだと思います。

最近の例でいえば、安保法案のとき、目的をすり替えて「戦争法案」とのレッテルを貼り、反対のみを誘導するような報道をしたのもそうでした。
憲法は大事ですが、憲法学者が国民の生命財産を守ってくれるわけでもないのに、金科玉条のように、その観点からのみ意見を述べるのも、狭さが際立っていたように感じました。

重要案件は、イエスかノウか、白か黒か、あるいは四者択一問題のようなものではあるまい。
総合的に考えることなしには決められない。
ネット上の意見は、それぞれ的を射た理由ものべ、報道とは違うものが多かったように感じています。


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