2016年3月22日火曜日

文化文明を取りいれられたのは新造語のおかげ

明治時代、外国の文化や科学を取り入れるために、それまでになかった概念や言葉を翻訳する為に、先人たちが知恵を絞って新造語を作りだしてくれた。
そのお蔭をもって、外国語教育によらず日本語で理解できるようになったことが、日本国の発展にどれだけ寄与したことか。有難いことです。

福沢諭吉や同志の「明六社」の人々が訳した新造語は、少し列挙するだけでも、このようなものが有ります。
演説,会社,科学,化学,汽船,義務,教育(開発),経営,健康,憲法(国憲),権利(権理),個人,社会,自由,情交,商社,人民,哲学,討論,版権,民主主義,簿記(貸方・借方),
この他にも沢山あります。

これらの熟語は中国でも逆輸入して使っているのだという。
因みに、これらがなければ「中華人民共和国」という国名さえ作れなかった。
韓国にも同様に伝わったが、日本憎しのあまり、日本語由来の言語は使うなということで、それらをあげつらって廃止しようと血眼になっているらしいが、そんなことをすれば言語表現がままならなくなって、発展の阻害要因になるに決まっているから、愚かとしか言いようがない。

我が国は、中国から渡来した漢字の表意と、平仮名の表音を駆使して、こまかなニュアンスまで表現できるようになっていることは、実に有難いことです。
表音文字だけではこうはいかない。


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