2018年2月10日土曜日

日本と較べてみても仕方あるまいに

何事にも日本に対して敵愾心を燃やし、どんなことも日本と較べてどうだこうだと熱くなって、捏造をもいとわず騒ぎ立てるが、迷惑この上ない。
普通に歴史を勉強すれば、考え方の根本がそもそも違うのだという位はすぐに理解できそうなものである。
はっきり言えば、日本が朝鮮を併合したとき、李氏朝鮮王国は国の体面も保てないほどの未開国であった。
長い間、中国の属国であることを強いられ、中国からの使者を迎えるときには王自らが迎恩門に出迎え、地面に三跪九叩頭することを余儀なくされていたのであるが、国の威信をかけて戦うほどの国力もなく、その勇気もなかった。戦えば必ず徹底的に打ちのめされ、狩りだされた兵は逃げ出すのが常であった。どこと戦っても勝つということがなかった。
日本が日清戦争に勝利したことで、韓国は独立できたのであり、それを喜んで迎恩門を打ち壊し、その場に独立門を建てた。
韓国人はその独立門を、日本から独立できたことを記念したものだと教え込まれ、信じているらしいが、基石に刻まれた文字すら読めないのだから仕方がない。
大東亜戦争に日本が破れ、アメリカのお陰で独立を果たすことができた所謂棚ぼた政権であったから、一度だって日本との独立戦争もしたことがないことで、民衆に政権の正統性を主張できなかった。
日本が統治していた時の方が良かったという声があがるのを極端に恐れた李承晩は、それを口にする人々を徹底的に粛清し、以後も反日教育を国是とした。
そもそもが、出だしを誤ってしまったのである。日本と協力して復興を目指す道を選べば良かったのである。
なんでも日本と較べたがるが、較べる対象は日本ではあるまい。
自国の李氏朝鮮時代と較べなくては、歴史の真実を理解することは不可能である。
日本にだけは負けたくないと頑張るだけであれば、別段それを咎める気にはならないのだが、限度を越えれば、こちらとしては辟易する。

彼らは、差別されたと口を開けば主張するが、冷静になってものごとを捉えて欲しい。
併合時の朝鮮は、40パーセントにも及ぶ奴隷がいて、国民の識字率は10パーセントにも満たないほどの後進国だったのである。
奴隷制度を廃止し、学校を建てて教育し、多額の投資をしてインフラを整備し、山に木を植え、農業生産力を上げ、2000万人台だった人口を倍増したのは、短期間で驚異的な成果であった。
国民のレベルが余りに低かったことが原因であり、それは発展が行き届くまでの差であったという他ない。

オリンピックで統一旗などを持ち出しているが、どちらがどちらを併合するというのか?
南がそれをできたとすれば、その後の南が北に対して取るであろう差別は尋常ではないことは容易に想像できるし、逆に北がそれをしたら、財産どころか自由だって保証されまい。
同一民族が統一されて共に繁栄できれば良いとは思うが、絵空事の妄想で日本憎しで希望的なことばかり言っているのでは、それは不可能に思える。
日本人としては、それに余り深くは関わりたくないというのが実感である。

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