2018年2月12日月曜日

そもそもは不快感を表す言葉なのだと思うが

オリンピックが始まって、マタゾロ変な日本語をしばらくは聞かなければならない。
「鳥肌が立つ」という言葉のことである。

鳥肌が立つというのは、そもそもが不快感を表すのに用いる。
感動した時や快い時に毛が逆立つということはないのだといわれている。

「鳥肌が立つ」の別の言い方としては、「肌が粟立つ」とか「総毛立つ」というのがあるが、意味としては、恐ろしさに震えたり寒気を感じたりするさま、戦く ・ 震えおののく ・ 戦慄する ・ 肌が粟立つ ・ ビビる ・ 震え上がる ・ 怯える ・ 恐怖に包まれる ・ 恐怖に支配される ・ 慄然とするということであった、感動したことを表す語ではない。
感動した時のことを表現する適当な語というのは、実はない。

もう一つ、「厚い戦い」というのもよく聞かされる。言っていて、本人は変だと感じないのだろうか?それとも「薄い戦い」っていうのがあるとでも言うのだろうかか?
「熱い戦い」という漢字もろくに読めないアナウンスは勘弁願いたい。

0 件のコメント:

コメントを投稿