2018年2月21日水曜日

選手は頑張っているのに

オリンピック競技を見ていると、教義の技術は、これが人間業かと思える程のものに信かしている。スキー然りスケート然りで、ただただ驚嘆する。
フィギュアスケートで、男子は4回転ジャンプができないと上位には入れないし、トリプルアクセルなどは苦も無く飛ぶ。それも入り方に難しいステップを入れ、着氷後の滑りも滑らかである。
女子選手で、オリンピックの時にトリプルアクセルを成功させたのは、伊藤みどり・浅田真央・長洲未来の3選手だけだというが、これも飛べる女子選手が増えてきているというから、今後の試合は大変そう。
初めて成功させたと言われる伊藤みどりの当時のスケート靴は、いうなれば鉄下駄を履いているくらいの重さだったのだというが、今の靴は軽くなっているらしい。

選手は、他に抜きんでる技術を体得するのに、怪我の恐怖にも打ち勝ってきた凄みがある。
尊敬せずにはいられない。

古代オリンピック大会は、1000年以上続いたというが、近代オリンピックは今回で第23回だというから、せいぜい100年くらいの歴史しかない。
これは、どの競技においても同様なのだと思うが、大会の運営については、何かと不明朗な話も取り沙汰されていて、今回は特に多いように思えることは残念なことである。
他国選手に妨害行為をしたり、スピードスケートのスターターが変なタイミングをとったり、判定結果にクレームをつけたり、薬物疑惑を持ち上げたりと、後味が悪い。
自国選手が反則で負けたことに腹を立て、繰り上げでメダルを得た選手に殺害予告をした等となれば、最早論外であろう。スポーツマンシップの何たるかから学びなおさねばならない。

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