2018年2月2日金曜日

米も半島経由ではないらしい

先祖を辿るのに、遺伝子を調べるという手法が使われるようになった。
日本人にはYAP遺伝子というのが有るらしい。
Y染色体は、男子にのみ受け継がれるが、日本の男性の多くにこの遺伝子がうけつがれているという。
この遺伝子は、チベットの一部とユダヤ人に認められるというが、中国や韓半島にはないというから、日本人のルーツは今まで言われてきた中国や朝鮮半島から渡ってきたのではなく、そもそも日本に住んでいた縄文人であったのか、或いはそれよりかなり昔に渡来して来た人が土着していたのか解らないが、中国人や朝鮮人と同じではないことだけはは確かなようである。

父系のルーツを辿ることができるY染色体ハプログループ は、数万年にわたる長期的な追跡に適しており、1990年代後半から研究が急速に進展 した。
それに伴い、現代日本人は従来考えられてきたよりも色濃く古モンゴロイド的縄文 人の血を引き継いでいる事が判明してきた。
崎谷満の分析では、日本人は主にY 染色体ハプログループD1bの縄文系とハプログループO1b2の弥生系を起源とする事が 明らかになってきたという。

他にも、縄文遺跡から出てきた米の遺伝子を研究した結果、稲作は半島から齎されたのではないということが証明されたという。
1万年以上の昔、日本列島全域にわたって栄えた縄文文化は、もっと詳しく研究されるべきなのだと思う。
世界の歴史すら変わるかもしれないのである。

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