2019年8月14日水曜日

神とともに在る


日本の人口は世界の約2%弱、国土面積は第62位の0.25%である。資源に恵まれているとはいえないし、規模だけでいったら大国であるというわけではない。
それでありながら、GDPは世界第3位を誇っている。

余り大っぴらになってはいないが、歴史関連の記事を読んでいると、かつてホロコーストの対象となった時期を経験したのは、世界で日本人とユダヤ人の二民族だけである。
日本は文字通り焼け野原になったのである。
有色人種でありながら世界でただ一国、植民地支配されることなく近代化を進めていることが、植民地支配をしていた国々には憎くてならなかったのかも知れない。
それでも、日本を完全に潰すことはできなかった。

オカルトっぽく感じるかも知れないが、日本はsomething  great なものに最終的なところでは守られているのだとしか思えない。
どうしてか解らないが、日本に仇成す国は、いつの間にか凋落してしまうようにも見える。

最近は宗教の布教勧誘などが普通に行われるが、そもそもの日本は神なるものを勧誘するなどということはなかった。
誰に言われなくても、太古から偉大なるものの存在を実感できる体質を備えていたからだと思う。
縄文の時代から連綿として続いてきた過程は、意識するしないにかかわらず常に神と一体だった。
日本文化の根幹を占めるものに祭りというのがあるが、それは神々を極めて身近なものとして馴染んできたことの証であり歴史でもある。

日本人のルーツは、大陸や南方からの渡来説を教え込まれていたが、DNAの鑑定ができるようになってきたことで、どうやら縄文人という独自の人類がそもそもの先祖だということが判ってきてもいる。縄文時代からということになれば、日本は1万5千年以上の歴史をもつということになる。
他国からの文化を取り入れ、時には悪意のある文化の侵入もあっただろうが、いつのまにかそれらを昇華融合してしまうことで、人類に有用なものに変えてしまえる能力が培われている民族なのだと思う。それゆえに護られているのだとしか思えない。

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