2019年8月15日木曜日

植民地主義国と組んだ唯一の有色人種国


清国は領土的にも歴史的にも大国であった。
それでありながら近代化が遅れ、西欧列強の侵略を受けて、アヘン戦争などのような理不尽な戦争にも大敗を喫してしまったから、白人に敵わないと思ってしまったのはやむを得ないのかも知れない。
植民地主義に対抗して唯一戦った有色人種は日本のみであったから、戦後にアジア諸国や中近東諸国やアフリカ諸国から、日本は一定の評価を得るに至っている。

中国は残念ながら白人側について戦ってしまったので、そういう意味ではアジアでの信頼を失ってしまったが、今更どうにもならない。例によって力と言葉で近隣諸国をいいくるめるよりない。
白人植民地支配国が清国と組んだのは、戦争が終了した後の中国での権益を狙ったのであろうが、英国を除いてはそれに失敗した。
気が付いたら組んでもいなかった共産中国軍が中国大陸に居座るという望みもしなかった結果を招いた。
権益を得るどころか共産主義国を増やしただけである。
それでなくても白髪三千丈のように大仰な表現をする国民性がイデオロギーがらみの表現をしたら取り付く島がない。

有色人種諸国は白人国と勇敢に戦ったけれど、大戦前は大抵の場合壊滅的な打撃を被って負けてしまい目的を果たせないでいたが、日本の誇りをかけた命がけの戦いぶりは、彼らの独立に対して勇気を与えたことは間違いない。
その結果、第二次世界大戦後に白人諸国による再植民地化ということにはならなかった。

日本と戦ったこともないのに、戦勝国気取りで日本を戦犯国よばわりしている国があるが、バレバレの嘘に基づいての言動は、世界からの信頼は得られていないのではなかろうか。
戦前戦後を通じて陰に日向に援助して来た日本のお陰で近代化できたのに、その大恩を忘れ、
捏造歴史をカードにして日本を敵視してやりたい放題を重ねて来た。
我慢が限度を越え、そんなに言うのなら自力でやってみろ、ということになったら焦りまくっているのが現状である。
日本が手を引いたら、韓国経済はもたないというのが現実である。
一方、中国も米中貿易戦争が起こり、手のひらを返したように親日的な態度をみせるようになった。
しかしその陰では、尖閣諸島への侵犯を繰り返しているのであるから、甘い顔ばかりしているわけにはいかない。
日本側がいかに友好的であろうとしても、近隣諸国は油断がならないのである。

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