2020年5月25日月曜日

攻撃相手を選ばない敵


残念ながら、人類は太古の昔から紛争が絶えなかった。
それは部族間の争い、民族紛争、隣国同士の領土争い、東西紛争、南北問題、イデオロギー対立、宗教戦争と、形は違うけれど人と人の争いであることに違いはない。
現代の世界において覇権を推し進めれば、それは核戦争に行きつくに違いないし、それは人類の滅亡に直結する。
今の世界はチキンレース状態になっているのかも知れないが、そんな折にコロナウイルスが出現した。戦争によることなく、人種も国境も超えて、人類を滅亡に追い込むかも知れない。
人類の危機が目の前に存在しているのに、それに対して大同団結して対処しようとの動きは全く表れない。
神そのもののような指導者が降臨するのでもなければ、人類が生き延びるのは難しいのかも知れない。

中国の全人代のニュースが流れたが、どう見たって身勝手な派遣行動を主張しているだけに見える。コロナウイルスが世界中に蔓延したのはどう言い繕おうとしても、中国とWHOの初期段階での隠蔽が原因であったのは間違いなかろう。
マスコミは、トランプ大統領が選挙対策のために責任転嫁しようとしていると報道するのに必死のようだが、そんなわけはあるまい。
武力による侵略ではないにしても、全世界に広まってしまった惨禍は、戦争以上である。
弱者にその皺寄せが集中することも、苦しみをより増大化させている。

コロナウイルスは、人類に対する警告そのものととらえた方が良いのだと思う。
人類が地球上に生き残るには、互いに謙虚になって協調しなければならないということの顕われなのではないのか。

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