2020年5月31日日曜日

放置すればますます踏み込んでくる


連日にわたって中国の軍船が尖閣諸島の領海侵犯を繰り返し、日本の漁船を追い回すので、安全に漁もできない状態にあるというが、日本のマスコミはこれを殆ど報道しない。
中国絡みのことになるとコロナウイルスもそうだが、何故に口を閉ざすのだろう?

領海侵犯は侵略戦争行為そのものであるにもかかわらず、日本側は武器を使っての排除すらできない。
日本人はいざとなると自分を捨てて特攻をすることがあるから、本気で怒らせると怖いというのを知っているから、ギリギリのところでかれらが自制しているに過ぎない。
隙を見せれば際限なく踏み込んでくるのは、誰にでも想像できる。
日本以外の国の漁船であれば、衝突させて沈没させるくらいのことを、他の海域では平気でしている。
メディアは、国防上の問題なのだから大々的にこれを報じて、国民の防衛意識を喚起すべき役割と責任を担っているのではないのか?
中国は臍を曲げると何をするか解らないというのは、メディアの判断することではない。
報道されたことを判断するのは政府であり国民なのである。

『平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して
われらの安全と生存を保持しようと決意した。』

日本国憲法前文にうたわれているような善良な隣国は、どう見たって見当たらない。
現実に侵犯を繰り返す国、核ミサイルを開発して日本をその射程におさめている国、友好関係を装いながらその裏では仮想敵国と定めて、日本に到達可能なミサイルを開発している国、等々。
報道しないということは、日本のメディアはそれらの国にもう取り込まれてしまっているということなのだろうか?
日本のマスコミでありながら、日本以外の国に都合の良い方向に世論を誘導したいように思えてならない。
そういえば、近隣からの脅威に対抗する自衛力を高めようとすれば、対象国の軍備に対応できる兵器を整えようとするのは当然ではないか。そうしなければ抑止力にはならない。
それらに真っ先に反対するのが野党とマスコミである。やすやすと侵略されてしまうような国にしておきたい理由でもあるのだろうか?

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