2020年5月29日金曜日

まだこれで終わりにはならない


国には想定外の有事ということはありうる。
阪神淡路大震災もそうであったし、東日本大震災もそうであったが、どういうわけか、政権がいまいちのときを狙ったかのようにして起こる。
阪神淡路のときは知事の要請がないと自衛隊は自発的に出動することさえできなかったから、救える命が救えなかったうらみは残る。自衛隊による炊き出しに対し「自衛隊は憲法違反ですから、そこから提供される食量は食べないで下さい。」と叫んだT・K議員などというのも居た。
普段は顰蹙を買っている暴力団関係者ですら街に出て、炊き出しなどに協力したのである。
東日本大震災の時は、何をとちくるったのか首相が原発施設の上空をヘリコプターで視察していたことで、ベントができない状況をつくったことが原因で水素爆発をさけられず、被害を甚大化させた。
その後の対応をみても、政権担当能力がなかったのだと今も思っている。

今回のコロナウイルス禍を見ていて思うのは、野党やマスコミが如何に非難しようとも、そういう政権担当政党でなくてよかったということ。文句は並べ立てていたが、対応策を提案する能力などなかったのではないのか?
現政府の政策が優れていたとまでは言わないが、日本の法体系のもとではできないことが多かったのではないかと思える。
日本人の公共衛生観念が優れていることや民度が高いこともあって、感染の封じ込めに成功しつつあるようだが、世界からの評価は高い。評価を低めようとしているのは、日本のマスコミと韓国マスコミだけのように感じられるのは何故だろう。

ドサクサに紛れ、軍事行動を活発化させている国もある。
いずれにしても、平時はともかく、有事に対応できる法の整備はしておくべきであろう。

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