2014年5月4日日曜日

ハッコリバッバサと呼んでいたシュンランの花を食べる贅沢


春蘭のことを、私が育ったあたりではハッコリババサと呼びました。

「ほっこりひこばえ」から来た名前だといわれます。

山の斜面の陽だまりに生えていて、春に花が咲いたのを見ると、子供心にも嬉しいものでした。

古くから親しまれてきた植物で、「ジジババ」などの別名もあります。

ジジババという名は蕊柱を男性気にに、唇弁を女性器になぞらえて、一つの花の形に両方が備わっていることからついたとも言われる。

 

 この花を何本か摘んでお浸しにすると、まるで緑の宝石を口にするような趣があって風流を満喫することができます。

 

鉢植えでも育てられるので、春の楽しみになります。

繁ってきたら鉢からそっと抜いて、腐った根をそっと取り外し、はものを使わないで手で株分けをして植え替えます。

 

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