2015年1月15日木曜日

トロイの木馬とならなければよいが


やりすぎたのだと思えてならない。引きどころを考えないで突き進むと、収拾がつかなくなる。

行き過ぎたことで、嫌○が増えている。

日本人は我慢強いが、我慢しきれなくなったときは怖い。

 

私も含め、戦後に育った大方の日本人は、教えられるままに、多大な迷惑をかけたであろう近隣諸国と如何に友好関係を築いていくかということについて、まず頭を下げることから始めるのに、納得がいかず多少理不尽だと思える要求があっても、やむを得ないことだとしていたと思います。

 

慰安婦が20万人も強制連行されたとか、南京で30万人の虐殺されたとかいわれて、本当のところはどうだったのだろうかと疑問に思う人たちが増えてきて、いろいろ歴史を調べ始めたのだと思うのです。寝ていた子が起きてしまった。

 

人数が問題なのではないと論点を変える人が多いが、それは違うと思います。

事実と違うことをいうと、事実の部分まで信じるに足りないとされるのだから、事実を明確にしていくことは大切だと思うのです。

 

本多勝一 加藤千洋 植村隆(あえて敬称略)、は、この問題を調べていこうとすると、随所にこの名前がでてきます。

 

南京事件については、今年習近平中国国家主席が(口の悪いネット住民は、臭菌屁などと揶揄しています。)、記念式典で大々的に打ち上げたのですが、国内においても、毛沢東や鄧小平でも言わなかったことを、今頃になっていうのかという疑問の声があがっているのだとか。

文化大革命や天安門事件などを通じて自国民を殺した数の方が多いのではないのか?とか国内の内政上の難題から目を逸らせようとしているのではないのか、などの声が自国民の中からでもあがっていると言われている。

戦争をしていたのだから、死者が出たことは否定しないが、虐殺はなかったというのが日本の立場ということ。

 

慰安婦もいなかったとは言っていない。強制性はどこをどう探しても、その証拠は出てこないというのが意見である。

ジープやヘリコプターで移動したという証言も、時代との整合性を欠くが、それをあえて隠さず発表していることに疑問を感じます。

朝鮮戦争時の米軍人慰安のために、韓国が強制的に慰安婦を従事させたことがいずれ公になることを想定していたのではないかと思えなくもない。

 

テロリストに狙われるのは、テロリストを支援した人であると言われる。

朝鮮戦争やベトナムのライダイハン問題は、太平洋戦争よりももっと卑近な例だから、記憶に新しい筈。日本叩きをしていても、いずれ無理が出ると思うのは普通に考えれば解る。

そのとき、どうやって抱き付く先を担保するか。

 

慰安婦を支援した人は、慰安婦に狙われるというのがテロリストと同様だとすれば、米国に慰安婦象を建てるのは、相当な権謀術策。そんな訴訟も提起されたから、あながち穿った見方であるとは思えない。一緒になってうやむやにしてくれるかもしれない。

トロイの木馬となるのかも知れない恐ろしさを、見過ごしたか?

正月休みにネットを見ていて、ふと感じたことです。

 

 

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